基準を満たしたベビーベッドを選ぶ
ベビーベッド選びの基本はまず安全性。通常の日本の店舗で購入すればほぼ心配ありませんが、製品安全協会による基準をクリアした印であるPSマークとSGマークが付いているものを選ぶようにしましょう。
ベビーベッドのサイズは2種類
1つは内側寸法が120cm×70cmのスタンダードサイズです。一般的にはこのサイズがベビーベッドの基準となっており、赤ちゃんがゆったりと寝転がることが出来ます。もう1つが内側寸法90cm×60cmのミニサイズ。最近ではマンション住まいなどで省スペース仕様を求める声もあり、移動のしやすさからこちらのサイズも人気となっております。お部屋に合わせたサイズ選びを心がけましょう。
こんなにある!機能で選ぶベビーベッド
用途に合わせてベビーベッドには多彩な機能が付いています。まずはハイタイプです。寝台の高さを70cmほどまで調節できるものであり、背の高いお母さんでも楽な姿勢で赤ちゃんのお世話をすることが可能です。加えて赤ちゃんの成長に合わせて床版の高さを調節可能なサークル兼用タイプもあり、赤ちゃんがヨチヨチ歩きをし始めるとベビーサークルに早変わり出来る1台2役タイプとなります。
続いては添い寝用ベッドタイプです。親子のスキンシップとして赤ちゃんとの添い寝を大切にするお母さんもおります。横枠がスライドし開閉することが出来、大人用ベッドの横に置くことが出来る仕様となっております。夜の授乳もこのタイプならば簡単です。また、足元の枠も開閉可能なタイプがあり、こちらですと赤ちゃんのオムツ換えもとても簡単となります。自在に開閉が出来ることで置き場所も限定されずお部屋の条件を問わず使用出来るというのも利点です。
さらに移動性を重視したいならば組み立て不要タイプが良いでしょう。実家からご自宅へ移動したいときなど面倒な組立作業が不要となるワンタッチタイプの折りたたみ式ベビーベッドです。収納も簡単でキャスター付きですのでスペースの有効活用にも生かせます。
最後に持ち運びも出来るプレイヤードタイプの簡易ベビーベッドもあります。シースルーのネットで仕切られており外からでも赤ちゃんの様子をしっかり確認できます。また、折りたたんで持ち運びも可能です。さらにベッドインベッドタイプというのもあり、こちらであれば赤ちゃんと添い寝をすることも可能です。傾斜がありますのでおすわりサポートとしてや食事用のチェアなど多彩な用途で使用可能。コンパクトで持ち運びたいならばこのようなタイプも良いでしょう。
ベビーベッドを購入できる場所を把握
ベビーベッドは、出産する予定がある方であれば一度は購入を検討しますね。
今では、様々な場所で購入できるようになっているので、販売している場所も把握しておきましょう。
まずベビーベッドは、ベビー用品専門店や、家具店、ネット通販などで購入することが可能です。
ベビー用品専門店や家具店では、実際に見て購入することができるため、理想に合っている大きさや形のものを手に入れることができますよ。
一方、ネット通販では実店舗では手に入りにくい珍しいベビーベッドを購入できる点が魅力です。海外製のものも購入できるので、それぞれの利点を把握したうえで選んでみるとよいでしょう。
購入すると感じられるメリット
ベビーベッドを購入すると感じられるメリットは複数存在しています。
中でも、手が離せない時でも赤ちゃんを安全なところに寝かせておくことができる点は魅力的ですね。
赤ちゃんの世話を常に行いたいと思っていても、実際には様々な家事を済ませる必要があります。また、常に赤ちゃんと一緒にいると、お父さん、お母さんも疲れを感じてしまいますね。
ベビーベッドがあれば、忙しいときや疲れを感じてしまった時に、赤ちゃんをベッドに寝せておくことができ安心することができます。
ベッドの周辺には柵も存在しているので、寝返りしたときに地面に落ちてしまう心配もありません。
また、次の子供を予定している方は、ベビーベッドを購入することで、改めて用意する手間もなくなります。金銭的な負担を感じることがない点も、大きなメリットになるでしょう。
購入するデメリットは
多くのメリットがある反面で、ベビーベッドがあるために部屋全体が狭くなってしまうデメリットも存在しています。
ベビーベッドを部屋に置いてみると、結構な広さを取りますね。部屋全体が広ければよいのですが、狭い場合には使い勝手が悪くなってしまったり、部屋に置いてある荷物を整理しなければいけない必要性に迫られてしまいます。
また、ベビーベッドを使用しなくなった時でも保管場所が必要です。どこにしまっておくのか予め決めておかないと、ベッドをしまう場所さえ確保することができず、処分に困ってしまいます。
部屋が狭いという場合には、できるだけコンパクトタイプのものや折り畳みできるタイプのものを選んだり、ベビーベッドを使用する予定の人を見つけておき、使わなくなったときに譲るなどの対策が必要になるでしょう。
ベビーベッドをレンタルする方法
ベビー用品専門店に行く、ネットからベビー専門店のサイトにアクセスして手続きする、などの方法でレンタルができます。
専門店でレンタルする場合は、まず店舗へ行き中に入り置いてあるベビーベッドの中から良さそうな物を選びます。最適なベッドを見つけた時は、そのことを店員に伝えれば契約に関する書類を渡してくれるので、書類に住所氏名など必須事項を記入しましょう。書き終えて料金を支払えばレンタル完了となるため、持って帰ることが可能です。
ネットで借りる時は、専門店のサイトに入りページ内にあるベッドの情報を調べます。良いと感じるベッドがあったら、カートへ入れてレンタル期間を設定してから契約手続きを押します。押すと、個人情報を入力するページや郵送予定場所などを書き込むページが出てくるので、全て入力を済ませて送信すれば手続き終わりです。
料金の支払いは、クレジットカードや代金引換、銀行振込に来店して直接決済などから選べます。
レンタルのメリット
ベビーベッドは購入しようとすると、安くても数万円はかかります。それに買ったとしても、赤ちゃんが成長して大きくなれば使わなくなるため、利用期間は1年くらいしかないです。レンタルなら費用が1万円ほどで済み、不要と判断すれば早期返却もできるので、買うよりも借りた方がお得です。
例えば子育て世代がベッドを購入して1年間利用したとします。その頃になると、赤ちゃんが成長し不要となっているので、ベッドは粗大ゴミに近い状態になっている可能性が高いです。ですが、レンタルを選んだなら返却をすれば片付くため、後のことを考えなくて済みます。この粗大ゴミが発生しない点もメリットだと言えるでしょう。
赤ちゃんは活発的に動くので、時にはベッドを汚してしまうこともあります。この時は修理代が頭に浮かぶと思われますが、赤ちゃんが何かをしたくらいでは費用を請求されることはないため安心して良いです。
レンタルのデメリット
半年以上借り続けていると、レンタルしたのを忘れてしまい、購入したと思い込んでしまうこともあります。意外とありがちなことなので、カレンダーなどにベッドは借り物と書き込んでおいた方が安全です。
赤ちゃんの成長速度によっては、予定よりも早めにベッドが不要になる場面も出てきます。そうなると、レンタル期間がまだ残ったままベッドを使わなくなるため、損をしたような気分になりやすいです。ただ、これは予想するのが無理なことので、費用は気にしない方が得策です。