出産のこと

帝王切開で出産する時のながれは?

投稿日:2018年4月17日 更新日:

自然分娩の話はよく聞くけれど、帝王切開の流れは知らないプレママも多いはずです。
今回は、帝王切開は一体どんな流れで行われるのかを詳しくご紹介したいと思います。

帝王切開で出産する場合の一連の流れは、予定していた場合か緊急かによって若干異なりますが、「事前準備」→「麻酔」→「切開」→「縫合」となります。順調な場合は切開後に2~3分で分娩完了となります。

まずは事前準備

まず、事前の準備が必要です。これは緊急に切開を行うことになったのか、予定していて帝王切開をするのかで変わってきます。施設によって異なりますが、予定していて帝王切開手術をする場合、多くの場合は前日に入院します。そして、検査や手術の詳しい説明があり、同意書などを提出したり、手術中は麻酔を受けるので、麻酔医師の診察があります。分娩の時間や日にちは決まっているので、その前日の21時以降は絶食となります。一方で、緊急で赤ちゃんをすぐに取り出さなければならないような帝王切開の場合には、短時間の説明があり、すぐに手術となります。

手術開始は麻酔から

そしていよいよ手術開始です。まず麻酔をし、産科医、麻酔科医、看護師、小児科医、助産師など数人が立ち会っての分娩となります。当然朝も食べていません。麻酔科医によって、麻酔が効きやすくなり、緊張を和らげるための注射をします。次に、名前が確認されて、血液検査の結果などが医師に報告され、入室基準を満たしているか確認します。それが終わったら、ようやく手術着に着替え、手術室へ移動します。この後は、麻酔によってどのような分娩となるか異なります。全身麻酔の場合は、しばらく意識がない状態で赤ちゃんが取りだされるので、産声を聞くことはできません。緊急の場合はこのケースが多いです。一方で、予定の場合はママの意識が保たれた状態で出産する、腰椎麻酔(ようついますい)や硬膜外麻酔(こうまくがいますい)などを使用します。脊椎から麻酔を投入し、胸の下あたりから足まで麻酔をかけることで、ママの意識はあるままですから産声を聞くことができます。

帝王切開は赤ちゃんを安全に出産する方法です

帝王切開と聞くと、どうしてもマイナスなイメージが先行してしまいます。
「陣痛を経験していないから産んだ実感が得られない」
「お腹を切開して赤ちゃんを取り出すのでリスクがある」などなど、どうしても自然分娩の方が良いようなイメージがあります。
しかし、帝王切開は、自然分娩で起こるかもしれない万が一のトラブルを回避するための一番の出産方法なのです。
帝王切開は赤ちゃんとママのことを一番に考えた安全な出産方法です。

帝王切開の流れとは

では、帝王切開の流れを見ていきましょう。

1. 手術台へと移動、麻酔をかけます
手術室へは緊急時以外、自分で歩いて向かいます。
手術室の前で家族と別れ、手術台へと案内されて行きます。
手術台へ仰向けに寝ると、すぐに麻酔科医の登場です。
執刀医が到着する前に麻酔を先にかけておき準備をしておくためです。
横を向き、体を可能な限り丸くします。背中に麻酔を数本行い、しばらくすると下半身がポカポカとし始めます。だんだんとビリビリしびれるような力が入らないような感覚になっていきます。
麻酔がしっかりとかかっているか確認出来たら帝王切開のスタートです。

2. 麻酔がかかったら帝王切開スタート
麻酔がかかったところで執刀医が合流します。
氏名、生年月日を確認し、帝王切開が始まります。
帝王切開が始まったら、あとは静かに赤ちゃんの産まれるのを待つのみです。

3. 待望の赤ちゃんが誕生!
帝王切開が始まって10分ほど経つと、赤ちゃんの誕生が近付きます。
胸のあたりを思いっきり押さえられると待望の赤ちゃんが誕生します!
赤ちゃんが誕生した瞬間元気な泣き声を確認し、すぐに顔のもとへと連れてきてもらえます。
しかし、残念ながらほんの数秒赤ちゃんを見たら赤ちゃんは別の部屋で処置を受けなくてはいけません。
ママはその後無事に帝王切開が終わるのを待ちます。

4. お腹を閉じます
赤ちゃんが誕生した後は、これまでの緊張感はなくなりとてもリラックスした状態で進んでいきます。
先生がたもお話をしたりしていますし、ママ自身も眠らせて欲しいとお願いすると、薬で眠ることが出来ます。
帝王切開自体は、1時間ほどで終了します。
お疲れさまでした!

まとめ

帝王切開を受けてみると、こんなもの?!と案外あっけないものでした。
緊急時ですと話しは別ですが、予定帝王切開でしたらリラックスして受けることが出来るでしょう。
今回の記事を参考にイメージトレーニングをしてみてくださいね!

次は切開をする

次に切開の方法ですが、下腹部を縦または横に切ります。おへその下から恥骨に向かって切開する縦切りの場合は、皮膚から腹膜までは縦に切り、その後子宮の壁は横に切ります。手術の時間が短くて済み、赤ちゃんを手早く取りだせるので、緊急時には子宮壁も縦に切ります。しかし一般的には横に切る方法が用いられます。皮膚から筋膜まで横に切り、下の腹膜は縦に切り子宮壁は横切りにします。時間はかかるもののトラブルの可能性が低い予定の帝王切開で用いられることが多いです。こうして切開が終わると順調にいけばおよそ2~3分で赤ちゃんが誕生し、赤ちゃんの顔を見られます。取りだした後は、ママのお腹はすぐに胎盤を取りだして縫合をし、終了です。

-出産のこと

Copyright© こそだてイズム , 2018 All Rights Reserved.