自分が小さかった頃、あなたは保育園、幼稚園どちらで過ごされたでしょうか?
子どもが生まれると小学校に行くまでに保育園や幼稚園に登園させることが多いですね。
最近は核家族も増えてきているので、保護者が共働きであれば、日中子どもと一緒に過ごすことが難しいと保育園に預ける方が多くなっているように感じます。
小学校への入学までに、集団生活や給食など「みんなと一緒」の生活に慣れる場として活用できる環境でしょう。

子どもを一定の時間預かってもらえて、生活についてのさまざまなことを学べる保育園ですが、あなたは自分の仕事が休みの時、子どもを保育園に預けに行っていますか?
保育園で勤務していると、保護者がお休みの日はやはり普段仕事に着ていかれる服装と違っていたり、子どもの様子が違ったりと「あれ?今日はお仕事じゃないのかな?」と感じることがあります。
素直に「今日お仕事休みなんです」と言われる方もいますが、中には誤魔化そうとして「私はこれから仕事です」という雰囲気で登園される方もおられます。
本人は「隠せている」と思っていても、案外ばれているものです。

なぜそのように隠そうとするのでしょうか?後ろめたさや「休みの日だと一緒に休めって言われるんじゃないか」と思われている方も多いんじゃないでしょうか?
保護者の本音や保育園の対応についてなど気になる点を下記でまとめてみました。

保護者が仕事を休んでいる時、保育園に子どもを預けることはできるの?
保護者の仕事が休みだと登園時にわかっている場合、保育園側はどのように対応するのでしょうか?
「休みの日は絶対に休ませて」という場合、「お休みであれば家族の時間を取ってあげて~」とやんわりと勧める場合、「お母さんもたまには息抜きしたいですよね!」と快く休ませてくれる場合。
保育園の方針によってその対応は様々です。
そのどれもが正解であり、どれもが不正解ということはないと思います。
保育士側としては「せっかくゆっくりできるのであれば子どもの為に一緒に過ごしてあげて…」という意見を持っている方も多いと思いますが、保護者側からすれば「平日にしか(一人の時にしか)できないことがあるの!」という意見を持たれている方もおられるでしょう。
普段は忙しくてなかなか行けない銀行や役所などの事務作業や美容院やマッサージなど自分の為のリラックス時間など、平日にやりたいことは盛りだくさんですよね。
子どもが3歳以上になってくると自分の意見も主張できるようになり、「○○ちゃんと遊びたい!」「今日~があるから行く~!」と保育園に行くことを楽しみにしているケースもあります。
そうなると、一概に「休ませて」というのもその子の楽しみを奪うことにもなりかねません。
保護者側、子ども側、保育園側とそれぞれの言い分があるし、その時々で対応は変わってくるでしょうが、保護者と子どものことを考えてその時に一番ベストな対応ができるよう臨機応変な対処が必要だと思います。
時代背景もあると思いますが、最近の保護者は「休みには預けてはいけないのでは」と思い、後ろめたさから自分の仕事が休みの時は、黙って保育園に預ける方が多いように感じます。
フルタイム、週5勤務で働いているのは保育士も一緒ですので、大変さやストレスなども感じますし、一人でゆっくりできる時間が欲しいというのもわかります。
「何が何でも休ませて!」とする園はわかりませんが、ある程度の許容範囲を持っている保育園であれば、予定がある時には「どんな用事で、どこへ行くのか、降園時間の予定や連絡のつく連絡先(当日)」を伝えてもらえれば対応してもらうことができるでしょう。
子どもの状態によって連絡せざるを得なくなれば、まず一番にかけるのは「仕事場」です。その電話で「今日は休み」とわかるケースもあるので、普段と連絡先が変わる場合の連絡だけしてもらえれば、必要な用事があるのであればあまりとやかく言われないかと思います。
しかし、休みの日だからと普段と同じ早い登園・遅い降園になるのではなく、お休みの日であれば、いつもより遅い登園・早い降園を心がけると保育園側の対応も変わってくると思います。

何よりも一番大切なのは、「保護者との信頼関係を持つこと」です。
保護者と言っても親である前に一人の人間です。
やりたいこともあればストレスを溜め込んでいることもあります。人にはそれぞれいろいろな事情があります。
保護者に自分が休みであることを隠さなければならないと思われているよりも、「今日は仕事が休みなんだけど、~があるから預かってもらえる?」と素直に言ってもらえるように。
保育者も「お休みなのが分かっているけどどう思われるかな…」と思っていることを口にできないより、「疲れていると思うんだけど…○○ちゃんが最近寂しそうだし、お休みの時には親子の時間をゆっくりとって甘えさせてあげてね」と子どものことを思って子どもの気持ちを代弁してあげられるように。
お互いがお互いに自分の気持ちを素直に言い合える関係性を作っていくことが、子どもにとっても保護者にとってもそして保育士にとっても大切なことだと思います。
相手の状況をよく知り、気持ちに寄り添い何でも言い合える関係を作ってこそお互いにとって気持ちのいい環境が作れるのではないでしょうか?
お互いに信頼関係を築いて、お互いが尊重し合える環境を作るには、日々のしっかりとしたコミュニケーションが大切です。
子どもを育てる上では正解も不正解もないし、それぞれに事情があります。
そのことを踏まえて子どもにとってのより良い環境作りをしていくことが大人として大切にしていくべきことなのではないかと思います。

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