熱性けいれんとは

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そもそも熱性けいれんって

熱性けいれんは38度以上の発熱に伴って起きる痙攣のことを言い、「ひきつけ」と呼ばれることもあります。生後6ヶ月から6歳未満の子どもに起きることが多い症状で、その発症率はおよそ7%から10%(だいたい10人に1人くらいの割合)と言われています。熱性けいれんは「てんかん」と症状が似ていますし、熱を出して寝込んでいる子どもが突然ブルブルと震えだすため、予備知識がなかったり初めて目にした場合には親が慌ててしまうことがあります。しかしながら熱性けいれんは正しい知識をもっていれば冷静に対処すれば適切な対処ができます。子どもがブルブルと震えだしたときにはまずは気持ちを落ち着かせることが最も大切だと言っても過言ではないでしょう。

熱性けいれんの種類

熱性けいれんは大別すると単純型熱性けいれんと複雑型熱性けいれんという2種類に分類ができ、どちらのタイプの熱性けいれんなのかによってその後の対処方法が異なってくるので、まずは熱性けいれんのタイプの見極めが肝心になります。

単純型熱性けいれん

単純型熱性けいれんは正しく対処すれば後遺症が残る心配も殆ど無い熱性けいれんであり、さほど心配する必要はありません。全身の震えが15分未満の場合はほぼ単純型熱性けいれんであると言っても過言では無いのでその後の対処を落ち着いて行いましょう。

複雑型熱性けいれん

一方で複雑型熱性けいれんは全身で震えているのではなく左右非対称で震えていたり全身の震えが15分以上続いていたり、24時間以内に2回以上震えが起きるなどの特徴のある熱性けいれんです。これらの症状があらわれた時には速やかに病院を受診することをおすすめします。

熱性けいれんが起きた時の対処方法

熱性けいれんが起きた時に最も大切なのが落ち着くことです。慌てたままの状態だと冷静な判断ができませんし子どもをより危険な状態にさらしてしまう危険性があるので、まずは落ち着いて、決して子供の身体を揺さぶったりしないようにしましょう。

基本的な対処方法は衣服をゆるくして呼吸が楽になるような姿勢を取らせてあげることになります。また口や鼻などに吐瀉物が付着している場合には拭き取ってあげましょう。さらに痙攣している状態を落ち着いて撮影しておくと医療機関を受診した時に医師が迅速かつ正確な判断を下しやすくなるので、子どもが可愛そうだとは思わずにスマートフォンなどで動画を撮影しておくことをおすすめします。
なお痙攣が10分以上継続して続く場合や痙攣が治まったあとに意識障害が続き場合には速やかに救急車を呼びましょう。



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