食品アレルギーになるとどうなるの?

投稿日:

食品アレルギーとは?どんな症状?

食品アレルギーとは、身体の中にある免疫反応が特定の食品に対して過剰に出てしまうことです。主に食品の中のたんぱく質に反応するといわれています。
鶏卵・小麦・牛乳が三大アレルゲンと呼ばれ、この三つの食品に対してアレルギーを起こす人が多いです。他の食品でも起こす人はいますし、その症状も人それぞれです。
軽くてすぐにおさまるような症状の人もいれば、命にかかわるような重篤な症状を起こす人もいます。重篤な場合はアナフィラキシーショックと呼ばれ、誤ってアレルゲンの含まれる食品を摂取したりすると大変危険なため、十分な注意が必要です。
具体的な症状としては、最も多いのがじんましんやかゆみなどの皮膚症状です。次に多いのが、くしゃみやせき、呼吸困難などの呼吸器症状です。
また、口の中やまぶたなどが腫れる粘膜症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状などがあらわれることもあります。これら複数の症状が全身にあらわれるのがアナフィラキシーです。

表示義務のある食品は?」の記事

アナフィラキシーを起こすリスクの高い食品が、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生の7つで、これらは「特定原材料」とされています。
特定原材料は食品衛生法で表示が義務付けられており、袋や箱、びんや缶などの加工食品のパッケージに表示されています。食品自体には含まれていなくても、同じ環境で使用した場合なども表示されています。しかし、例えばパン屋で売られているパンや、屋台で買った食べ物など、パッケージのない食品には表示がされていません。チェーンのファミリーレストランなどではメニューに表示されていることもありますが、外食産業ではまだ表示が普及していません。
そのため、食品アレルギーを持つ人が、表示のされていない食品を購入する際には、口頭で確認するなどの注意が必要です。特に、アナフィラキシーショックを起こすおそれのある場合は、十分に確認したうえで食品を扱う必要があります。

食品アレルギーは治る?もし症状が出たら?

食品アレルギーは、小さい子どもに多く、年々増えているといわれています。ただ、子どもの頃は症状があったが成長と共に食べても大丈夫になったという人もいます。
中には大人になっても、アレルギーが治らず、特定の食品を口にできない人もいますので、やはり人それぞれです。
食品アレルギーのある場合は基本的にはアレルゲンを取り除いた除去食で対応します。その後、学校給食が始まる前に、少しでも食べられるものを増やしたいという保護者が多く、「経口免疫療法」という治療を行う人が増えています。経口免疫療法とは、アレルゲンの食品を専門の医師の管理のもとで、少しずつ摂取していき、段階的に量を増やしながら最終的に食べてもアレルギーを起こさないようにすることをめざす取り組みです。これによって、アレルギーを克服した人も多いです。
もしアナフィラキシーの症状が出たときには、自己注射薬を打って症状をおさめます。いつでも対応できるよう携帯しておくことが望ましいです。



Copyright© こそだてイズム , 2018 All Rights Reserved.