新生児・乳児のこと(0歳)

赤ちゃんの肌が黄色い!新生児黄疸ってどんな症状?

投稿日:2018年4月17日 更新日:

新生児黄疸はどんな症状?

生まれたばかりの新生児の肌は一時的に黄味を帯びた肌色になります。これは新生児黄疸と呼ばれるもので、生後2日~3日後に現れ始め、数日で次第に消えていきます。新生児黄疸は、頭皮からつま先までの肌が黄味を帯びていきます。肌だけでなく白目も黄色く変化する赤ちゃんもいます。新生児であれば誰もに発生する症状なので、特別心配する必要はありません。通常、黄味が現れてから7日~10日程度で次第に薄れていき、本来の肌色に戻っていきます。産院によっては、退院時に黄疸の経過を診察することもあります。

なぜ黄疸が現れるの?

新生児黄疸の原因は、血中にビリルビンという成分が過剰に含まれていることです。

ビリルビンは、赤血球から分解されて作られる成分です。胎児の血液に含まれる赤血球は生まれると壊されていきます。そのとき赤血球中のビリルビンも体内にできますが、通常は肝臓で処理され、排せつされます。しかし、新生児の場合は肝臓の働きが未発達なため、ビリルビンが処理されずに体内に残ってしまいます。このビリルビンが血中に増加すると肌が黄味を帯びていくのです。これが新生児黄疸です。

新生児黄疸の種類

新生児黄疸にはいくつか種類があります。そのうちの一つが母乳性黄疸です。これは母乳を飲んでいる赤ちゃんに現れやすい黄疸で、通常の黄疸に比べて発生期間が長くなる傾向にあります。

母乳性黄疸になる原因は、母乳に入っている女性ホルモンが肝臓の酵素の働きを弱めることです。ビリルビンは肝臓で処理されるため、肝臓の働きが弱まることでビリルビンの処理が遅れ、黄疸の発生期間が長くなるのです。通常の黄疸であれば7日~10日ほどで消えていきますが、母乳性黄疸の場合は2週間以上残り続けることも珍しくありません。ただし、母乳に問題があるとか特別異常な症状といかいうわけではありません。どうしても心配な場合には、医師に相談するのがいいでしょう。

少し注意が必要なのが、新生児溶血性黄疸と呼ばれるものです。これはママと赤ちゃんの血液型のRh因子が異なり、不適合が起こったことが原因で発生するもので、母体が胎児の赤血球に対する抗体を作ることで胎児の赤血球が出産前に破壊され、血中に処理できなかったビリルビンが多く残ってしまうのです。新生児溶血性黄疸の特徴は、生まれた時から黄疸があったり、急激に黄味が強くなったりするというものです。新生児溶血性黄疸は、神経細胞の破壊や脳性まひを引き起こす恐れのある核黄疸に進行する可能性があります。新生児溶血性黄疸の疑いがある場合にはすぐに医師に相談し、治療することをおすすめします。

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