流産の時期と種類について

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妊娠をすると、うれしい反面常に流産をしてしまうことへの不安が付きまといます。一口で流産といっても、その原因や症状の種類はさまざまです。流産について正しい知識を身に着けることは、健康な妊娠生活を送り、安全な出産を迎えるためにとても大切なことです。

切迫流産

妊娠21週6日までの間に発生するもので、流産とはいってもまだ胎児は子宮内に残っており、流産をしかけている状態です。切迫流産の場合は、妊娠を継続可能な場合があります。切迫流産は胎児の染色体異常に起因することがほとんどですが、そのほかにも子宮筋腫や子宮頸管無力症などの病気や子宮内の炎症、母体の冷えや疲労、ストレスや多胎妊娠などが原因となることもあります。母体に負担を掛けないよう、過度の運動や仕事は控えつつ、血行を促進して子宮内を赤ちゃんが育ちやすい環境にするために適度な運動をすることが効果的な予防法です。

稽留流産

妊娠15週までの初期に起こる流産で、赤ちゃんがお腹の中でなくなったまま子宮の中に留まっている状態です。通常、流産をすると腹痛や不正出血などの症状があるのですが、稽留流産の場合には自覚症状がなく、胎盤も子宮内に残っているためにつわりが継続する場合もあります。妊娠6週から7週になっても胎児が確認できない、または胎児の心拍が確認できないといったエコー検査で発覚することが多いものです。妊娠初期の流産の原因のほとんどは、胎児の染色体異常などの先天的な要因によるものです。胎児側の問題であるため防ぐことは難しいのですが、ウォーキングなどの軽めの運動が効果的だといわれています。

不全流産

妊娠が継続できず、出血があった際に妊娠で形成された組織や胎児が体外へ排出されてしまい、その際に一部が子宮内に残ってしまう状態です。陣痛のような強い腹痛を伴い、子宮内に残った組織をきれいにするために手術が必要になります。不全流産も妊娠初期に起こるもので、原因の多くは先天的な染色体の異常です。

完全流産

不全流産とは違い、子宮内のものがすべて排出されてしまうことです。完全流産も強い腹痛を伴い、大量の出血があります。

■化学流産
受精して着床をしたものの、着床が長く続かなかったために妊娠が成立しなかった場合をいいます。妊娠検査薬では陽性反応が出るものの妊娠が確定した状態ではないため、厳密には流産とはなりません。化学流産も、ほとんどの原因は先天的な染色体異常といわれています。



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