「産後の肥立ち」とは?悪いとどうなる?

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産後の肥立ちとは?

「産後の肥立ち」とは、「出産後に体力をつけて元通りの身体になる」ということで、母親の身体が妊娠前の状態に戻ろうとする状態のことを言います。昔は産後の母親の栄養状態や衛生環境に配慮することが現在よりも少なかったそうです。そのため、出産時の産道の傷などから感染症にかかりやすく、最悪の場合、命を落とすこともありました。そのため、日本では「里帰り」出産をして、出産後の身の周りの世話を母親の両親や義両親に頼り、母親は新生児の世話と体力の回復に力を注ぐことができるようにするという習慣が定着しました。出産後、子宮が元の大きさに戻るのは個人差があるものの6~8週間ほどと言われていますが、この時期は新生児の世話で寝不足になったり精神的に不安定になったりしやすい時期です。この時期に無理をすると、その後、体力の回復に支障をきたすだけでなく、産後うつやマタニティブルーになってしまう可能性もあります。出産後1か月を目安に実施される検診で異常がなければ、普通の生活に戻ることができますが、このことを「床上げ」と言います。

産後の肥立ちをよくするためには

産後の肥立ちをよくするには、まずは可能な限り睡眠をとることです。とはいえ、産まれたばかりの赤ちゃんは眠りが浅いだけでなく、授乳の間隔も短く、おむつ替えや入浴などもしなければならないので、母親がまとめて睡眠時間をとることは難しいです。赤ちゃんが寝るタイミングに合わせて一緒に眠るなど、たとえ細切れであっても一緒に睡眠をとることが体力を回復させる近道といえます。
次に、栄養バランスに気をつけた食事をとることです。産後の肥立ちのためだけでなく、よい母乳を出すにも和食中心のメニューが良いとされています。ご飯を中心に、肉や魚、野菜をバランスよく食べるようにしましょう。また、身体を冷やさないよう、洗い物や洗濯は控え、飲み物も暖かいものにするなど、身体を温めるようにすることも大切です。
出産後1か月程度は予想以上に寝不足になるし、疲れやすくもなります。この期間だけは赤ちゃんと自分の身体を一番に考え、父親はもちろん、実家や義実家など、サポートを受けられる場合には最大限に支えてもらいましょう。また、家族からのサポートが難しい場合には、地域のサポートを依頼したり、家事を外注したりするなどし、出来る限り身体を休めることに力を注ぎましょう。



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