妊娠線って?どうやったら予防できるの?

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妊娠線とは、子宮が大きくなると同時に大きく膨らむお腹に対し、皮膚が伸びる限度を超えてしまい、真皮が裂けてしまってできる断裂した痕のことです。できる場所はお腹だけではなく、太ももやヒップ、二の腕やバストなど、妊娠によって大きくなる場所であればどこでもこの線がでる可能性があります。

妊娠線はどうしてできるの?

皮膚はそもそも表皮・真皮・皮下組織の三層に分かれており、妊娠して皮下組織内にある脂肪が増えて大きくなろうとすると、表皮は伸びても真皮がその速さについていけない場合があります。そうなると、引き伸ばされた真皮が皮下組織が張り裂け、断裂痕となってしまうのです。真皮の傷は基本的には一生ものなので、一度できた「妊娠線」は、改善はできても、完全に消すことができません。

妊娠をして、お腹の中で赤ちゃんが大きくなると、急激に皮膚が伸ばされることから、皮膚の伸縮の限界を超え、皮膚に亀裂が入ってしまいます。亀裂ができるだけでなく、人によっては赤紫の色が残ってしまうこともあります。妊娠線は、凸凹とした線がお腹全体に入ってしまう人や、お腹の中央に太くて茶色い線が残ってしまう場合もあります。

妊娠線ができる原因は、妊娠によるホルモンのバランスにもよることがあります。妊娠をするとホルモンバランスが変わり、コラーゲンの生成が抑制されたり、お肌のターンオーバーも衰えます。そして、お肌が弱くなったところに皮膚が伸縮するので、妊娠中は皮膚がダメージを受けやすい状態でもあるのです。

いつからできるの?

妊娠をすると、お腹の中で赤ちゃんが大きくなるのが楽しみなのと同時に、妊娠中の様々なトラブルに悩まされます。そのひとつが妊娠線です。妊娠線の悩みは、妊娠中には避けては通ることができない悩みのひとつです。妊娠線は、お腹が大きくなり始める妊娠6カ月頃からでき始めるといわれています。とはいっても、個人差があることから、妊娠6カ月前からでき始める人もいれば、7カ月や8カ月頃からでき始める人もいるようです。

妊娠5ヶ月から7ヶ月頃から、それまで以上にお腹がどんどん大きくなります。この断裂痕は誰にでも起こりうる上、たった1本だけの断裂痕で済む場合もあれば、10本以上の極めて激しい線が残ってしまう場合もあります。

誰にでもできるわけではない

しかしながら妊娠線は全ての人にできるのではなく、約3割の妊婦さんには出ないと言われています。断裂痕ができやすい人の特徴としては、「妊娠による体重増加が12キロ以上である」「もともと小柄でやせ形」「多肢妊娠」「アトピー体質である」「35歳以上の高齢妊娠の場合」「経産婦である」「乾燥肌である」などに当てはまる人は、この断裂痕ができやすい傾向にあるので注意が必要です。つまり、子宮が大きくなりがちな人、皮膚が伸びる経験が今までない人(つまり、太った経験がない人)など、皮膚が伸びることになれていない体質の人や、伸びた場合に皮膚の弾力性が薄い条件がある人に多いことがわかりますね。

予防方法はあるの?

この断裂痕を残さない予防方法としては、皮膚が伸びるスピードや限度内でお腹が大きくなること、皮膚のコンディションが良く、柔軟性に富むことが重要です。これらを満たすためにも、「なるべくゆっくり体重を増やすこと」「適度に運動して脂肪を溜め込まないこと」「お腹など断裂しやすい場所の保湿ケアを怠らない」「早めの妊娠線ケアを始める」「継続して保湿ケアを行うこと」「お風呂で血行を良くして皮膚のコンディションを整えること」「断裂してしまってもあきらめないこと」などに注意しましょう。特に、きちんとケアしていてもできてしまった場合は、これまで以上に保湿ケアを行い、これ以上断裂しないように、痕が深くならないようにすることが重要です。

妊娠線を予防する方法

妊娠線を予防するためには、お腹が大きくなる前の段階からお手入れを始める必要があります。お腹が大きくなる前から妊娠線用のクリームを使って保湿をすることにより、お肌の伸縮によるダメージを最小限に抑えることができます。お肌は、潤いを失うと、ダメージを受けやすくなります。潤いを維持することにより、健康なお肌を維持することができるのです。

また、妊娠線用のクリームを使うだけでなく、入浴後などには化粧水などでお肌の状態を整えてからクリームをつけることで、クリームの浸透を助け、より高い効果を得ることができます。

妊娠線予防クリームの選び方

妊娠線予防クリームには様々なものがあります。中でも、ビタミンEが配合されているクリームは、お肌に潤いを与えるだけでなく、皮膚の伸縮によりダメージを受けても回復させてくれる働きがあることから、妊娠線の予防にもおすすめです。

また、お肌へのなじみも大切です。試供品があれば、まずは試してお肌になじみやすいクリームを選ぶようにしましょう。それ以外には、赤ちゃんのために添加物が含まれているものを避けることや、価格を気にせずたっぷり使える値段の商品を選ぶことも大切です。



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